ビーフライ(Blow fly for pollination)

ビーフライとは?
ビーフライの呼び名は日本での商標名
Blow fly for pollinationと言えばわかるだろうか?
主にイチゴ農家で受粉の仕事をしているハエ。高栄養な花の蜜を好む、蝶のような蜜を吸う口はついていないので、蜜を舐めて摂取している。商品名はビーフライ、品種はヒロズキンバエ
不潔じゃないの?
普通に存在する家畜にとってのハエは家畜に不快を与えたり不衛生だが、このビーフライは無菌のところで生まれて管理されているので清潔なハエである。生産してる会社が新しい技術を用いて、衛生的に管理して蛹(さなぎ)を農家に販売しています。餌も当初は肉だったらしいが今は人工飼料を使ってあってさらに安心です。
ハチを使わないの?
ハチも受粉に使われるが、このビーフライは安価で、低温のなかでも動きが悪くならず、イチゴの雄しべや雌しべを噛みちぎることもなく繊細な仕事ができるので、よく利用されるようになりました。蜜をため込む習慣はハエにはないので蜜はつくりませんが。
どこで買えるの?寿命は?
通販サイトでも販売している。雌から卵を産ませて蛹にする生産を行っているが需要に供給が間に合うように、管理されたくさん生産されている。温度が40度になると死んでしまうので、輸送には気をつけている。
成虫になってからの寿命は2週間(1週間の場合もある)ので、農家さんは何回かビーフライを入れ替えたりするとのこと。
見かけても驚かないでね(^^)
ハウスのイチゴ狩りに行ってハエさんがたくさんお花にいたら、もしかしたらこの、一生懸命働いているビーフライさんかもしれない。
ビーフライに出会わなければハエの寿命など気にする余地もなかった。小さい昆虫たちは蛍でもセミでも、成虫になったら婚姻するためだけに、命をつなぐためだけにほんの少しの間生きて消えゆく。。ビーフライもそんな儚い昆虫なのだなぁとキラキラとした蛍を見るような気分にすらなってきました。働く手さばき足さばきは軽やかで花を傷つけない優しい身のこなし、よくみると光の反射でいかようにも色が変わって見えるような光沢、美しさを表しきれたかはわかりませんが、とっても可愛く思いました。ハチさんやビーフライたちが美味しい蜜を吸って美味しいイチゴが私たちの手元に届くのですね。ビーフライの受粉の手助けの仕事を楽しげにしているように見えるけれど、短い命を本当に楽しんでるといいなぁなどと思いつつ描いてみました。


